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心理的安全性コラム【心理的安全性とは?陥りやすい勘違い解釈】

コラム

京都の星和電機株式会社が提供する、メンタルヘルスセルフケアサービス「マイセルフ」

マイセルフは、心のセルフケアに着目したサービスで、認知行動療法を元にした研修により自分自身でメンタル不調を未然に予防するため対処方法を身に着けていただき、自身のレジリエンスを向上させ、メンタルヘルスの課題をなくすためのサービスです。

また、職場ではチームの中の価値観の違いや普段は話さないけれど感じていた事を共有する機会を提供することで、心理的安全性の高い組織づくりを実現や、従業員エンゲージメントの向上にご活用いただいております。

「心理的安全性」という言葉に効き馴染みがある方も増えてきたのではないでしょうか?

心理的安全性の高い組織とは、「個人どうしではなく、組織全体で、内向的な人も外交的な人も役職の壁をこえて率直で素直な状態」です。

組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱し、著書の「恐れのない組織」の中で「心理的安全性とはみんなが気兼ねなく意見を述べることができ、自分らしくいられる文化のこと」と述べています。

皆さんは生活の中で、「少し自分の思っている意見とは違うけれど、相手といい関係を築くために同意しておこう」や、「その方針は間違っているように思うけれど、指摘するのは失礼だ」、「自分の意見よりできるだけ穏便にすませたい」という気持ちを持っていませんか?

こういった考えを持つことは幼少期から社会経験のなかで培ってきた「認知」なので、仕方がないように思います。

参考記事:成長の余地アリ!教育におけるメンタルヘルス Vol.1 木村美都里氏(LEARNER) ×黒田莉沙氏(星和電機)前編

近年、心理的安全性という言葉が良く知られるようになった一方で、誤解をした解釈をされることも多くなってきているといいます。特に誤解を招きやすいのはいつも無条件にお互いを肯定しあったり、お互いが感じよく接し合ったりという状態の組織ではないという点です。

心理的安全性の高い組織では、相手の役職や性格に関わらず、違和感があれば指摘し、建設的に反対意見を述べ、時には異なる意見を持つもの同士が納得がいくまで率直に議論を繰り広げることが出来ます。もしかすると心理的安全性の低い環境から急に高い組織にいくと、「そんなにストレートに言わなくても…」と思ってしまうのかもしれませんね。

しかし、心理的安全性の高い組織では、組織全体として言った場合のメリットの大きさを理解しているので、言ったことによるデメリットが全く発生しないのでしょう。また、組織のメンバーが皆、デメリットは起きるわけがないと安心して信頼していることで、この関係性が成り立っているのかもしれませんね。

心理的安全性を測定する項目の中に、「このチームの人々は他と違っていることを認めない」という項目があります。(参考:心理的安全性コラム2【組織の作り方・高める方法は?】】)

認知行動療法の研修によって、認知の違いを認め、心理的安全性の高い組織を作ってみませんか?

京都の星和電機株式会社が提供する、「マイセルフ」では、認知行動療法を用いた様々な研修によって個人のレジリエンスを向上し、職場の心理的安全性の向上や従業員エンゲージメントの向上、職場環境の改善、休職者や離職者の予防、ラインケア業務の軽減を実現すべく、サービスを提供させていただきます。

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