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ストレスチェックの活用~高ストレス者への対処や予防~ 職場でのメンタルヘルス対策アプローチの選び方

コラム

こんにちは。社員のマインドセルフケアサービス「マイセルフ」です。

近年職場におけるメンタルヘルス対策のアプローチはどんどん発展し、変化を遂げています。いろんなアプローチがあるけれど、自社にはどんなアプローチが合うだろう?というお悩みを解決するため、ストレスのメカニズムをもとに分類する方法を紹介します。

目次

1.ストレスのメカニズムとは
2.ストレッサーへのアプローチ
3.ソーシャルサポートへのアプローチ
4.ストレス対処へのアプローチ
5.まとめ

1.ストレスのメカニズムとは

ストレスのメカニズムを知っていますか?

「ストレスがたまった~」、「ストレス発散しよう」などストレスという言葉が一般的に使用されていますが、ストレスは、①心身の安全を脅かす環境や刺激、②環境や刺激に対応する心身の働き、③対応した結果の心身の状態の3つの要素から構成され、①をストレッサー、②ストレス対処、③をストレス反応と呼んでいます。この3つについては別のコラムで詳しく解説します。

このようにストレスを機能に分けた場合、職場で実施している、あるいは実施を検討しているストレスへのアプローチを整理することが出来ます。職場で実施できるアプローチとしては以下の3種類が一般的です。

2.ストレッサーへのアプローチ

このアプローチでは、既に明確になっているストレッサー、例えばハラスメントや労働環境の改善を行ったり、社員からの相談を受けて改善したりする方法です。

他にも、ストレッサーの発生しにくい環境を構築する方法もあります。心理的安全性などの職場の評価を実施したり、ストレッサーは人の価値観によってとらえ方が違うため、チームのメンバーの感じ方を共有し、他のアプローチと組み合わせながら改善すべき事項を見極めましょう。

3.ソーシャルサポートへのアプローチ

このアプローチでは、心理的安全性の高い職場づくりや、悩みや課題を相談しやすい環境をつくることで、サポートが受けられやすい体制をつくることが重要です。一般的には研修や1on1といった取り組みが一般的です。

また、定期的に面談などをして、課題を相談する機会を設ける手段としてサーベイの活用、ストレスチェックの活用といった方法もあります。この場合、疾患に近い状態になる前に相談できる仕組みの構築と、相談を受ける相手との信頼関係の構築と専門的なストレスの捉え方や思考の仕方を身に着けておくことが重要でしょう。産業医や心理カウンセラーへの相談窓口を設置する方法もあります。

4.ストレス対処へのアプローチ

社員自身が日頃から適切なストレス対処方法を選択し、実践することが重要です。認知行動療法の学習機会を定期的に設けるなどの方法があります。また、実践、継続できる方法を社員に提供することで、ストレス反応が起きにくい職場をつくることが出来るため、ストレス疾患の予防に効果的です。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。ここに挙げたアプローチはどれも単独で効果のあるものですが、様々な方面のアプローチを組み合わせることで、様々なストレス状態の社員に効果を実感してもらえるものになります。できるところから、まず初めて見てくださいね!

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